大坂正明さんの鼻を手術させるために
東京拘置所への要望書をお寄せください
呼びかけ文 要望書用紙はこちらからダウンロードできます



「大坂正明さん救援会」結成集会へ
6.18-03
大坂正明さん救援会(準)事務局長 小泉義秀
 合同・一般労働組合全国協議会の事務局長小泉義秀さんは、大坂正明さんと同じ北海道帯広市出身。大坂さんを取り戻すため、救援会結成を訴えた。
 8月29日(土)午後6時30分より、カメリアプラザ(東京都江東区)で大坂正明さん救援会結成集会を行います。
 「大坂正明さん救援会(準備会)」(以下「準備会」)は6月、大坂さんの鼻の手術を行わせるために東京拘置所への「要望書」を集めることを決め、全国に呼びかけた。直ちに50人の弁護士が応じてくれたのを始め、星野救援会からも続々と寄せられている。大坂さんの命と健康を守れという声は労働者民衆の圧倒的な声だ。7月末を第1次集約とし、8月上旬には東京拘置所に要望書を提出する申し入れ行動に立つ。
 7月の準備会での討論を通し、①救援会の正式名称を「大坂正明さん救援会」とすること、②12人の呼びかけ人でスタートすること、③8月29日に結成集会を開催し、いよいよ大坂さん奪還闘争に向かおうと確認した。
 救援運動の目的の第一は無実の大坂さんを生きて奪還することだ。そのためには裁判闘争に勝利しなければならない。大坂さんへの政治的でっち上げを完全に暴くためにも、新自由主義司法=被告人の権利を剥奪する裁判員裁判と激しく闘う必要があり、この闘いは 歴史的挑戦としてある。
 この裁判は、①現在の沖縄問題を問い、辺野古新基地建設反対を貫く裁判であり、②改憲・戦争に反対する裁判として、安倍政権と激突する裁判である。③裁判を通して「人間が人間らしく生きられる社会」の実現を目指し、④事実上の「星野再審」闘争でもあり、大坂裁判の勝利が星野再審の勝利につながることを確認したい。 鼻の手術を行え接見禁止打ち破れ  大坂さんは17年7月から東京拘置所に勾留されている。現在、両方の鼻にポリープができ、鼻呼吸が全くできない状態に苦しんでいる。大坂さんは手術を要請しているが、東京拘置所は拒否している。東京拘置所で手術ができないのなら、外の病院で手術をすべきだ。大坂さんの命と健康を守り、裁判の準備が万全に行えるようにすることが当面の緊急の課題である。
 さらに、大坂さんは3年以上も勾留されているが、いまだに接見禁止が続いている。接見禁止は弁護人以外の者との「接見」及び「文書の授受」を禁止するものであり、証拠隠滅防止を建前としている。ところが大坂さんに対しては、歯ブラシ、便せん、花、あめ玉やチョコレート等の差し入れまで禁止されている。 花やのど飴がどうして証拠隠滅に結びつくのか。
  弁護団の反撃で、歯ブラシやお菓子など食べ物の差し入れはできるようになった。しかし、友人面会も、友人の手紙の受発信も、花や便せんの差し入れも認められていない。接見禁止を口実にして、外との交通関係、我々との心の交流を遮断して大坂さんを孤立させ、不屈の闘いを押しつぶそうというのがその目的だ。  粘り強く、接見禁止を打ち破っていこう。当面は「暑中見舞い」の葉書を送ろう。大坂さん救援会に集中し、裁判所に受信許可の決定を出させ、大坂さんの手元に届けよう。