大坂正明さんの鼻を手術させるために
東京拘置所への要望書をお寄せください

 1971年11月14日、沖縄返還協定批准阻止のデモが東京・渋谷で闘われ、その過程で機動隊員1人が亡くなりました。この件で大坂正明さんは「殺人罪」をでっち上げられ、46年間も指名手配されてきました。
 2017年6月に逮捕され、現在東京拘置所に拘禁されて公判前整理手続を闘っています。昨年夏、片方の鼻がつまったので医師に診てもらったところ「ポリープができている。東京拘置所では手術できないから、外に出て耳鼻科の病院へ行くように」と言われました。本年1月には両方の鼻がつまってしまいました。「手術願い」を出しましたが、3月25日に却下されました。4月には耳の調子も悪くなり聴力が落ちたので診察を受けたところ、医師は「鼻を治さない限り耳への影響はさけられない」と言ったとのことです。
 大坂さんはこの医師の診断に基づき、5月に再度「手術願い」を出しましたが、東京拘置所は5月26日、再び「不許可」にしました。 大坂さんは、現在、鼻呼吸が全くできません。口で呼吸しているので、口内が乾いてしまいます。鼻が詰まっているため発音がしづらく、裁判官を前に意見陳述することが難しいと言っています。また、匂いがわからず、鼻水が出っぱなしです。
 大坂さんは現在70歳です。3年間の未決勾留自体が苛酷な人権侵害である上、鼻呼吸ができない状態で過ごさなければならないのは拷問です。 東京拘置所は大坂さんの鼻のポリープを除去する手術を行うべきです。東京拘置所に手術を求める「要望書」を集めています。ぜひお送りください。
 FAXか、郵送またはEメールでお願いいたします。
2020年6月21日
大坂さん裁判弁護団
西村正治(第二東京弁護士会)萱野一樹(第二東京弁護士会)山本志都(東京弁護士会)藤田城治(第二東京弁護士会)酒田芳人(東京弁護士会)

大坂さん救援会(準)呼びかけ人
小泉義秀(合同・一般労組 救援会事務局長)佐野武(1969年佐藤訪米阻止闘争千葉県被告団長)飯島幸雄(元国労千葉津田沼電車区)山本敏子(千葉大OG 東京労組交流センター) 狩野満男(星野全国再審連絡会議共同代表)大畠信子(三多摩星野文昭さんを救う会)狩野裕子(星野さんを取り戻そう!東京北部の会)

連絡先 〒105-0004 東京都港区新橋2-8-16 石田ビル4階
       大坂正明さん救援会(準)
 電話080-5509-9321(杉浦)FAX03-3591-8226
       Eメール:oosakaqen@yahoo.co.jp
           
  6月18日 霞ヶ関街頭宣伝
6・18大坂ビラ-16・18大坂ビラ-2

6.18-04
全国水平同盟、部落解放東日本共闘会議、星野再審全国連絡会の仲間とともに。
6.18-03
大坂正明さん救援会(準)呼びかけ人小泉義秀さんの訴え。