大坂正明さん救援会

71年 11・14沖縄闘争に対する政治的デッチ上げ
大坂正明さんは無実です

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2020年01月

大坂正明さん 新年アピール

新年に向けて
 26全総で政治局が一新されました。ただ捕らわれの身では、その理由や討論内容などを詳しく知ることはできません。しかし事は重大です。私なりに理解を深める必要があります。
 重要な問題の一つに、激しさを増す新自由主義攻撃の前に、旧政治局の中に日和見主義が発生したことがあります。理不尽な攻撃に対し、身を挺して闘う労働者が存在するのに、そこに合流して共に最前線に立たずして何が革命党かということです。党建設も労働者の中で闘ってこそ実現されるものです。「新自由主義の攻撃の激しさ、職場の困難な現実にこそ、実は敵の支配の危機がある」のです。現在関生支部JRで「労組のない社会」へ向けた攻撃が集中しているのも、経済危機、体制危機のりきりをかけた戦争を準備するものであり、帝国主義の命運をかけて展開されています。
 日和見主義を一掃し、新体制を築いたことには、党内の検証機能が働いたことが示されています。私はこのことが非常に重要だと思います。そんなことは革命党として当然だという意見もあるでしょうが、言うほど簡単ではないはずです。この問題においては、7回大会から5年近くも経過しています。それをここで食い止めることができたことに大きな意義を感じるのです。
 革共同は、これまで一定の基礎的理論を確立してきました。党の革命の精華として「綱領草案」を打ち立てましたが、この土台にはマルクス・レーニンの文献の読解と、全党での学習や、反帝・反スタ世界革命の基本戦略の下、本多理論をはじめとして、党の理論を打ち出してきた苦闘があります。この地平に立ち戻って検証しあう体質と体制が党の根幹に座っていなければならないと改めて思いました。
 26全総報告の最後で「青年・学生の党を建設する」と呼びかけられていますが、もちろん大賛成です。反対する同志がいるわけないのですが、私はそのために党の要職に青年・学生を大胆に登用することを訴えたいと思います。経験豊富な同志は青年をサポートする役に回るのです。青年・学生の同志たちは同年代の労働者・学生に向けて「自己責任論」を打ち破る理論をもって決起を呼びかけてほしいと思います。
 星野同志が虐殺されてから7ケ月になりますが、悔しさが募ります。この悔しさを晴らすためにも、彼の遺志を継ぎ、それを実現することが私の闘いです。星野同志の権力との攻防の最前線で闘う進攻精神、最後まで貫く不屈性、自分より「みんな」を優先する精神(個に死して類に生きる)等々気高い革命家としての精神を学んで、2020年の改憲阻止、労組破壊阻止を闘いぬきましょう。
                2019年12月8日 大坂正明


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