大坂正明さんの公訴棄却を求める
署名にご協力下さい

署名用紙はこちらからロードして下さい


   大坂正明さんに暑中見舞いを
    宛先  大坂正明さん救援会
   〒105-0004 東京都港区新橋2-8-16 石田ビル4F



8月27日(土)
大坂裁判勝利! 総決起集会

江戸川区総合文化センター(東京都江戸川区中央4の14の1)
20220827大坂集会ビラ(入稿版)-1 20220827大坂集会ビラ(入稿版)-2
 救 援 会 スケジュール 


☆霞 が 関 街 宣
7月21日(木) 正午~13時
  毎月、東京地方裁判所前で大坂さんの無実を訴える宣伝活動を行っています。

宣 伝 カ ー 行 動 
午後3時半 小菅万葉公園集合 宣伝カー出発


第33回東拘包囲デモ打ち抜く
大坂さんと団結し 裁判闘争勝利誓う

労働者の力で取り戻そう 大きな怒りの声響かせる
 6月26日、救援会は東京労組交流センターとともに3回目の東京拘置所包囲デモを闘いました。気温が35度を超えようという猛暑に負けず、大坂さんを絶対に取り戻そうと、熱い思いで130人が駆けつけました。  デモに先立ち集会を行い、最初に大坂さんからのメッセージが読み上げられました。「私自身は全く孤立感はありません。外とのつながりを十分に実感しているからです」「改憲・戦争策動と闘うべき重大なときです。この包囲デモでは改憲・戦争反対と結合したコールをお願いします」「次回のデモは、ぜひ裁判勝利の後の私の凱旋デモにしたいものです」との勝利への強い決意は、参加者を奮い立たせ、皆の心を一つにしました。  東京労組交流センター副代表で大坂救援会事務局長の小泉義秀さんが基調報告を行いました。 「渋谷闘争から50年、中国侵略戦争を許さず沖縄闘争を闘おう、裁判員裁判を粉砕した力で無実の大坂さんを取り戻そう、この秋に始まる裁判闘争に全力で決起しよう」と訴えました。  集会は東京労組交流センターをはじめ救援連絡センター、星野全国再審連絡会議、迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会、婦人民主クラブ全国協議会、全学連などから発言を受け、獄中医療問題、改憲・戦争阻止の闘い、大坂さん奪還の決意が熱く語られました。

いよいよ秋から裁判闘争 大坂さんとともに勝利へ
 集会後のデモは東拘を一周。暑さでバテないよう、ゆっくりとデモ隊が進みました。これに対し公安一課の警察官は「歩くのが遅い」と弾圧し、宣伝カーを叩くなどの乱暴で威圧してきました。デモ隊は毅然とこれを跳ね返し、しっかりと大坂さんに呼びかけました。
 大坂さんから「これまでよりもコールが長く続いていました。聞きとることはできませんが、声を上げていることは判ります。ほとんど聞き取ることは困難のようですが、それでも参加者の熱い思いは届きます。あらためて気合が入りました」と手紙が届きました。大成功です。私たちの思いが伝わり、勝利に向けた一層強固な団結ができました。
 秋には裁判が始まる、これは待ったなしの大決戦です。弁護団はでっち上げ供述調書のウソを暴くために全力で闘っています。どこまで行っても供述調書の信用性が最大の焦点となる中、50年前の事件の裁判など果たして可能なのか、免訴・公訴棄却についても徹底的に争います。
 8月27日、大坂裁判勝利に向けた総決起集会を開催します。大坂さんの解放を求める署名を集め、闘いを広げよう。大坂さん奪還へ、まなじりを決して突き進もう。


大坂救援会通22号(220701)

 常に労働者と共にある大坂さんの姿勢に感銘
                 改憲・戦争阻止!大行進 古郡 陸

 私は今年5月の沖縄闘争を前に不当逮捕されました。しかし5月24日のクアッド粉砕デモの声は四谷署内にも聞こえましたし、勾留理由開示公判の傍聴に来ていただいた方々の表情からも、闘いが前進していることが伝わってきました。みなさんの連日の闘いに励まされ、私も完黙を貫くことができました。獄内外の団結で弾圧を打ち破ったという実感があります。
 反弾圧闘争とは、国家権力を倒して労働者階級が権力を奪取するための積極的闘いだと考えています。そういう思いで、6月26日の東京拘置所包囲デモに参加しました。「取り調べ」の中で星野さん・大坂さんを愚弄した公安警察への怒りの気持ちもありました。
 集会直前、「まだ鼻の治療はされていないのですか?」と通りすがりのご婦人が聞きに来て、カンパをしてくれました。この運動の広がりを感じました。集会発言すべてが素晴らしかったのですが、一番印象的だったのは大坂さんからのメッセージ。形式上では孤立していても外とのつながりを実感している、本日のデモを改憲・戦争反対行動としてもやってもらいたいとアピール。いつどこにいようが労働者階級とともにあろうとする姿に感動しました。デモでは光栄にも先頭の横断幕を持たせてもらいました。大坂さん、私たちの声は届いたでしょうか?
 大坂さんと団結して私も勇気をもらう、そういう集会とデモになりました。次回の行動は、大坂さん奪還の勝利報告集会にしたいですね。


 医療放置に戦争に突き進む国家の本質を見た
             東京青年労働者交流集会実行委員会 古内秀和

 無実の大坂さんに対する非人間的な処遇と長期勾留を絶対に許せない思いで東拘包囲デモに参加しました。集会発言などを聞いて改めて衝撃を受けたことは、国家権力の現在進行形の弾圧として鼻の治療が放置され、50年前の「事件」の「証拠隠滅のおそれ」というありえない理由で接見禁止が強制され続けていることです。まだ裁判で刑すら決まっていない段階でのこの非人間的な処遇は本当に許せないものであり、戦争に突き進む国家の本質が表れています。
 「弾圧は根本的には戦争のために行われる」のであり、沖縄闘争を闘った大坂さんを見せしめにした、戦争反対を求めて闘うすべての労働者民衆に対する弾圧に他なりません。
 この獄中弾圧と一体で、獄壁による分断が強いられています。今回のデモで目の当たりにした東京拘置所は、意識しなければ日常から遠ざけられています。大坂さんと救援会による獄内外の不屈の闘いがあってこそ、その獄壁は当たり前ではなく、徹底的に闘ってぶち破らなければならない存在なのだとハッキリ認識できました。
 反弾圧の闘いは戦争反対の闘いであり、非人間的な資本主義とその国家を倒す闘いであり、人間を取り戻す闘いそのものです。階級的労働運動をつくり出すためにも反弾圧闘争・大坂さん解放をもっと積極的に闘って拡大・発展させ、その前進で必ず大坂さんを取り戻すことを決意しました。


 弾圧をはねのけ戦争を止める先頭で闘います  全学連 T
 大坂正明さんの救援行動に今回初めて参加しました。
 50年前の沖縄のペテン的「復帰」に対して、星野文昭さんや奥深山幸男さんらとともに大坂さんが決起したこと、その結果、国家権力の憎悪を一身に受けることになり、今も劣悪な状況に置かれ続けているということは、この戦争情勢下、私たち全学連の学生にとっては無関係なことでなくなってきています。
 そもそも、数名の「でっち上げ供述」のみを根拠に大坂さんを数十年もの間追いかけまわし、今もでっち上げの罪を着せて収監している国家権力の執念は異常です。しかしそれは、大坂さんら反戦・反基地で決起した人々が日本、世界の階級情勢を巨大に牽引し、今に至る反戦・反基地の地平を切り開いたからこそ起こった反動だと思います。
 今、70年安保決戦と同じかそれ以上に絶望的かつ明らかな資本主義の崩壊・戦争情勢の中で、かつての大坂さんらと同じ立場で決起する運動の存在に国家権力は心底恐怖しています。大坂さんを守り、奪還することは、今の情勢下で戦争を止め資本主義を終わらせること、そのために国家権力の弾圧をはねのけていく必要があるという課題と完全に一体のものです。これからも大坂さんに連帯して救援行動を闘っていきたいと思います。