大坂正明さんの公訴棄却を求める
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この裁判と事件の概要
 1971年11月14日、東京・渋谷で若者たちのデモがありました。核と米軍基地を沖縄に押し付ける「沖縄返還協定」の批准を阻止しようと、多くの若者が参加しました。
 こうした声を押さえつけようと、時の政府は1万2千人の機動隊を投入して「鎮圧」を図りました。デモ隊との衝突で警察官がひとり死亡したことをめぐり、デモに参加していた大坂正明さんが他の数名のデモ参加者とともに「殺人罪」をでっち上げられました。

事件から半世紀、沖縄闘争を貫く
 大坂正明さんは、事件から46年間も指名手配されてきました。2017年に逮捕・起訴されましたが、一貫して無実を訴えています。  2019年3月に行われた公判前整理手続に出廷した大坂さんは、意見陳述において自らの無実をきっぱりと宣言するとともに、半世紀たった現在も変わらぬ日本政府の沖縄基地問題に対する姿勢を強く批判し、基地も戦争もない世の中への変革を訴えました。  沖縄とともに反戦・反基地を貫き半世紀。この裁判は、沖縄闘争に対する政治的でっち上げとたたかう裁判です。

「共犯者」の裁判を36年間放置した裁判所
 大坂正明さんは事件から46年後に逮捕・起訴されました。裁判所が奥深山さんの裁判をわざと放置し、大坂さんの時効の完成を阻んできたのです。
 裁判所はみずからの不正義を糺せ! 大坂正明さんの公訴棄却を求めます。

供述調書はデタラメ 拷問・脅迫でウソを強制
 大坂正明さんを「犯人」であるとする物的な証拠は何一つありません。
 デモに参加した、大坂さんと面識のない少年たちが、捜査官の脅迫と拷問的取り調べの末にうその供述をさせられたのです。このでっち上げ供述調書は、供述者自身が裁判でデタラメな内容だと証言しているにもかかわらず、デモ隊のリーダーであった故・星野文昭さんの有罪認定にも使われ、確定判決(無期懲役刑)の根拠とされています。
 50年も前のデタラメ調書に証拠能力はありません。大坂さんは無実です。

東京地裁がついに裁判員裁判を断念
 大坂さんの逮捕・起訴から5年近くたった2022年3月、東京地裁は大坂裁判を裁判員裁判から除外する決定を行いました。
 「簡易・迅速・厳罰」で被告人の人権を顧みない裁判員裁判に対し、弁護団は一貫して反対し大坂さんとともに闘ってきました。
 ①物的証拠は何一つない
 ②証人はすでに記憶が確かではない
 ③弁護側が要求した調書は検察が廃棄
裁判がでたらめすぎて、5年たっても公判を開始できないのです。政治弾圧を許さず、権力のでっち上げを全面的に暴き、大坂さんを取り戻そう!

  連 絡 先
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               電話 03-6822-5049 FAX 03-3591-8226
                  Email : oosakaqen@yahoo.co.jp

                大 坂 正 明 さ ん 救 援 会
        〒111-0041 東京都台東区元浅草2-4-10 五宝堂ビル5階
                東京労働組合交流センター
                             電話/FAX 03-3845-7461


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