大坂正明さん救援会

71年 11・14沖縄闘争に対する政治的デッチ上げ
大坂正明さんは無実です


大坂正明さんに暑中見舞いを

    宛先  大坂正明さん救援会
   〒105-0004 東京都港区新橋2-8-16 石田ビル4F


 救 援 会 スケジュール

☆東京拘置所申し入れ・面会行動
7月27日(火)

午後2時半 東京拘置所内待合室集合
東京拘置所に第6回目の申入と差入れを行います。

☆船 山 泰 範 先 生 学 習 会
7月31日(土)
葛飾区亀戸文化センター 午後6時半から

☆ 霞 が 関 街 宣
 
とき 7月16日(金) 8月19日(木)
いずれも 正午~13時

  毎月、東京地方裁判所前で大坂さんの無実を訴える宣伝活動を行っています。


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大坂正明さんからの手紙(6月13日発信)
みなさんの声がすぐ近くに
大きな励ましもらいました

 集会・デモに参加してくださったみなさん、ご苦労様でした。そしてありがとうございました。
 この日、私は午後1時に室内を流れるラジオのスイッチを切って耳をすましました。集会中の時間帯にはまったく聞こえなかったのですが、午後2時5分頃から20分程にわたってスピーカーを通した声が聞こえました。5分ずつぐらい男声→女声→男声→女声と交替したように聞こえました。
 特に2度目の男声の時(おそらく2時15分~20分くらい)に最も私の部屋に接近したように聞こえました。ただし残念ながら何と言っているのかは聞きとれません。スピーカーを通して何か叫んでいるのが判るという程度なのです。
 しかし私としてはほとんど聞こえないのではないかと予想していたので、すぐ近くに聞こえたことに驚きました。何を言っているかは判らなくても、コール=みなさんの気持ちは十分に伝わってきました。
 5・30の星野さんの集会・デモの大成功とともにこの6・13デモの大きな励ましをもって、また新たな気持ちで裁判に臨めます。
 限りなき連帯と裁判勝利の決意をこめて、あらためて心からの感謝の気持ちをみなさんに送ります。共に闘い抜きます。


150人で東拘包囲デモ
大坂さん取り戻そうの声響く 0000-18
権力への怒り溢れる
 無実の大坂正明さんを絶対に取り戻す、東京拘置所に大坂さんの鼻の治療を行わせる、大坂さん救援会は、この大きな目標に向けて連日闘ってきました。そして東京労組交流センターとともに6月13日、東京拘置所包囲デモをうち抜きました。
 午後1時、東京拘置所に隣接する小菅万葉公園で開かれた集会には150人が集まり、東京拘置所弾劾、大坂さん奪還の熱気に包まれました。
 「今回の拘置所包囲デモは、あらゆる収容施設における医療を問うものとして行っていただきたい」「収容施設といえども実のある医療を受けることは人権として当然」との大坂さんのアピールを、集会の始めに参加者全員で確認しました。
 「戦争・改憲情勢での闘いである」との基調提起に続き、東京労組交流センターの山口弘宣さんが「労働者の力で大坂さんを奪還する」と決意を述べました。星野全国再審連絡会議の狩野満男さんや星野暁子さんが「星野闘争爆発の転機となった徳島刑務所包囲闘争に匹敵する闘いにしよう」と訴え、救援連絡センターの菊池さよ子さんは「医療を監獄支配の道具にさせない!獄中者と連帯を」とアピールしました。
 集会では鼻の治療を行わない拘置所の対応、長期未決勾留・接見禁止を続ける裁判所を徹底弾劾する発言が続き、獄内外の団結で打ち破ろうと確認されました。

大坂さんに届け! 声を限りにコール
 午後2時、スピーカーを東京拘置所に向けて設置したPRカーを先頭に、「大坂さんは無実」ののぼりを林立させて元気にデモに出発しました。
 東京拘置所の面会所入口の門に差しかかった時です。要塞のような建物を目の前にして、皆が口々に「大坂さーん」と叫び始めました。獄中で闘う大坂さんに、何としても声を届けたい。その一心でした。
 これに対し、警視庁の公安刑事らが「立ち止まるな! 警告、警告!」と妨害に出てきました。獄中と獄外との団結を恐れる国家権力の意図は明白です。
 権力の妨害をはねのけ、デモ隊はゆっくりと東京拘置所を一周。声の届きそうなポイントごとに宣伝カーから大坂さんに呼びかけました。

鼻の治療の実現を 第6回申入行動へ
 デモのあと、大坂さんからただちに連帯の手紙が発信(2頁掲載)されました。声が届いたのです。獄内外での団結が一層固められました。
 大坂さんを「実力で奪還」する闘いが始まりました。デモの成功をばねに、さらに運動を拡大していきましょう。
 次は7月27日、第6回東京拘置所申し入れ行動です。全国の皆さんから届けられた「署名」の力で東京拘置所に迫り、大坂さんの鼻の治療を実現しよう。

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150人が東京拘置所包囲デモ
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 6月13日、大坂正明さん救援会は、東京拘置所包囲デモを闘った。150人が大坂さんに届けとばかりに声をあげ、こぶしを突き上げた。
 デモ出発の前に東拘近くの小菅万葉公園での集会
 最初に司会が大坂正明さんのメッセージを紹介。その後、大坂さん救援会事務局長の小泉義秀さんが基調提起。「今こそ、大坂さんを実力で奪還する闘いをうちぬこう」と闘いの核心をアピールした。続いて、東京労組交流センター、星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議、救援連絡センター、山本志都弁護人、星野暁子さん、迎賓館・横田爆取でっち上げ弾圧で獄中20年、1月に出獄した十亀弘史さんと板垣宏さん、外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会、全学連が、大坂さんを必ず取り戻す決意を熱烈に語った。
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 さあ、デモに出発だ。大横断幕を先頭に
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 「大坂さんは無実」ののぼりを林立させ、「大坂さんの治療を行え」「大坂さんと団結するぞ」等、怒りのデモコールの先導で、東拘を一周するデモをうちぬいた。労働者民衆の力で大坂さんを取り戻す闘いが始まった。
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大坂正明さんの鼻を手術させるために
東京拘置所への要望書をお寄せください
呼びかけ文 要望書用紙はこちらからダウンロードできます



  6.13東拘デモを闘い 大坂さんを取り戻そう
     5月11日 第5回東拘申し入れ行動うちぬく
                    (大坂正明さん救援会ニュース第9号掲載)
 15人で差入・申入行動 大坂さんと団結固める
 5月11日、大坂正明さん激励差し入れ行動を15人で行い、続けて東京拘置所に対する第5回申し入れ行動を闘いました。星野暁子さんや東京東部星野さんを取り戻す会、杉並救援会の仲間が今回も駆けつけ、共に声を上げました。また迎賓館・横田爆取でっち上げ弾圧と36年間闘いぬき今年1月に前橋刑務所を出獄した板垣宏さんも参加。「自分は16年間、東京拘置所に未決で勾留された。1審は無罪だった。その時よりも、明らかに獄中処遇は悪くなっている。獄中者の命と健康を守るのは東京拘置所の責任だ。大坂さんの鼻の治療を行え」と力強く訴えました。
 今回対応に出たのは、新しく着任した庶務課長補佐の山口氏。傲慢でそっけない態度だった前任者と打って変わって、私たちの訴えに時に頷きながら聞き入り、対応しました。
 大坂さんの鼻の治療が1年以上放置されていることはとんでもない人権侵害です。署名を集め、裁判所前で訴え、裁判所にも拘置所にも申し入れを繰り返し、刑事施設視察委員会に対して意見書を提出するなどして闘ってきました。こうした積み重ねが、東京拘置所を追いつめていると実感します。

 沖縄の闘いと連帯強め 戦争・改憲阻止の力に
2021.5.15-01
右翼の妨害はねのけ平和通りを行進するデモ隊(5月15日 那覇市)
 今年は星野文昭さんや大坂さんが闘った沖縄闘争から50年です。闘いの原点である沖縄闘争への思いを、大坂さんは獄中から強く訴えています。その思いを一つに、全島ゼネストから50年となる今年の5・15沖縄闘争に救援会の仲間も参加しました。
 コロナ禍を理由に沖縄でも平和行進などあらゆる闘いが中止される中、戦争・改憲阻止!大行進の仲間たちが那覇市の中心街に登場し、集会とデモをうち抜きました。
 何台も街宣車を並べて妨害を図る右翼の一団を、若者を先頭としたデモ隊が打ち破って進む姿に、沿道から声援が飛びました。「辺野古新基地建設阻止」「解雇撤回・基地撤去」とともに「星野さん・大坂さんは無実」「大坂さんを取り戻そう」のコールが沖縄に響き渡りました。

 接見禁止継続許すな いまこそ行動のとき
 5月6日、弁護団は満を持して接見禁止決定に対する準抗告を裁判所に提出しました。大坂さんの未決勾留は4年に及ぶにもかかわらず、東京地裁刑事第8部は訴えを即日棄却しました。50年経とうが検事が証拠を廃棄していようが、大坂さんに罪証隠滅の恐れがあり勾留と接見禁止は当然だとする許しがたい決定文でした。この支離滅裂な国家権力の「決定」の中に、菅政権の危機が凝縮されています。
 〈コロナ〉に打つ手なくオリンピック強行にひた走る腐敗した政権の姿は、もはや誰からも見透かされ、民衆の怒りをかきたてるものになっています。この怒りが一つにまとまることを政府は恐れています。だからこそ沖縄への弾圧を強め、今国会では国民投票法の改悪まで行い改憲・戦争へと突き進んでいます。
 無実の大坂さんを取り戻す闘い、鼻の治療を行わせる闘いは、獄中医療の変革から社会変革に突き進む大きな闘いです。獄中者の人権を無視し医療を放棄する国家権力の非人間性を明らかにし、これとの対決を通して「人間が人間らしく生きられる社会」、基地も戦争もない社会をつくろう。6・13東拘包囲デモで労働者・民衆の力を示そう。

大坂正明さんの鼻を手術させるために
東京拘置所への要望書をお寄せください
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  戦争・改憲許すな沖縄闘争を闘おう
                    事務局長 小泉義秀
 菅は4月16日に米大統領バイデンと初の首脳会談を行い、日米共同声明を発表した。この共同声明には「台湾海峡の平和と安定の重要性」なる文言を盛り込んだ。日米共同声明が「台湾海峡」に言及したのは1969年11月のニクソン・佐藤会談以来の52年ぶりである。
 「南西諸島14万人演習 陸自『台湾有事』波及を警戒」(20年10月30日付読売新聞)と報じられたように、陸上自衛隊のほぼ全員が結集する大規模演習が年内に計画されている。想定されているのは台湾有事だ。米国は核弾頭を搭載できる中距離ミサイルの大量配備計画を立て、沖縄を対中国の最前線として構えている。米国防相は一昨年9月に立案した在日米軍基地への新型中距離ミサイル大量配備計画で『九州本土』や『南西諸島』を例示した。日米共同声明は九州・沖縄から南西諸島を対中国軍事衝突の最前線基地へとつくりかえることの宣言だ。
 星野文昭さん、大坂正明さん、奥深山幸男さんらが闘いぬいた1971年11月14日の沖縄返還協定批准阻止の「渋谷闘争」は、今日の沖縄の現実を予見するかのような闘いだった。
 大坂正明さんは昨年8月の「大坂さん救援会結成集会」に「星野さんの確定判決を打ち破り今日の沖縄の闘いに応える裁判を闘う」「私たちが闘った50年前の闘争と、今日の沖縄の闘争は全く同質のものです。本土政府と米軍による差別・抑圧政策の下、沖縄に基地を集中し、県民の平和への願いと生活を踏みにじる圧政に対する闘いは、50年前も今日も全く変わることはありません」というメッセージを発している。
 大坂正明さんの命と健康を守れ! 東京拘置所は大坂さんの鼻の治療を行え!
 無実の大坂さんの即時釈放を! 6・13東京拘置所包囲デモに結集を!

 大坂さんの命を守れ  長期勾留打ち破ろう
●鼻のポリープの治療を行わない東京拘置所・裁判所を弾劾し、具体的な治療を行わせよう。
●4年も接見禁止状態にしている異常な人権侵害を許すな! 50年も前の事件の証拠隠滅などありえない。裁判所の不当な弾圧の実態を暴露しよう。
●大坂さんは無実だ! 不当な長期勾留を徹底弾劾しよう。即時釈放を!
●裁判所・検察の違法を弾劾し免訴を勝ち取る闘いの一環として集会・デモを闘おう。船山泰範先生の提起する免訴論を広く労働者・民衆に訴えよう。
●コロナ下で獄中医療、獄中処遇の問題を突き出そう。星野再審・国賠と一体で闘い抜こう。
●入管法改悪、入管の収容問題とも関連する獄中処遇・獄中医療問題として位置付けよう。
●ミャンマーは内戦・内乱情勢に突入している。日本の労働者民衆こそが問われている。ODAという方法で軍に資金援助しているのは日本政府・ブルジョアジーだ。企業進出と外国人技能実習制度と入管体制は一体だ。

 大坂正明さん奪還の闘いは、沖縄闘争、反戦闘争、ミャンマーの労働者階級人民の闘いと固く結びついた決定的な闘いだ。
 万葉集の東歌のなかに「古須気(こすけ)ろの 浦吹く風の あどすすか 愛(かな)しけ児ろを 思いを過さむ」(第14巻3564番)と詠まれた歌がある。
 古代、海の入江だった小管にある万葉公園という名はここからきているらしい。東京拘置所に隣接する小管万葉公園で大坂さんを取り戻す大きな声を上げよう。大坂さんの命と健康を私たちの力で守り抜く集会と東京拘置所包囲デモを闘い抜こう!

5月11日 第5回 
東京拘置所差入れと申し入れ
2021.5.11


大坂正明さんの鼻を手術させるために
東京拘置所への要望書をお寄せください
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大坂正明さん救援会 スケジュール
2021年4月15日 事務局
 
 第3回 免訴 時効問題学習会 
  
    とき  4月27日(火)18時30分

    ばしょ 亀戸文化センター 5階 第1・第2研修室


     船山泰範先生(刑法学者・弁護士)
 大坂正明さんに対する起訴が違法であることを理論的に裏付ける船山泰範先生の論
 文「公判の不誠実な不行使と違法な起訴」が、法曹界の専門誌『判例時報』(3月
 11・21日合併号)に掲載されました。公判手続停止から36年、奥深山幸男さ
 んはなぜ免訴にならなかったのか。大坂さんの起訴は許されるのか。船山先生との
 トークを通して、この間題を皆で考えていきたいと思います。         



 第5回 東京拘置所申し入れ行動
 大坂さん激励差入れ行動 


    とき  5月11日(火)14時30分

    ばしょ 東京拘置所内待合室集合



 霞 が 関 街 宣 

2021.4.15-012021年4月15日 裁判所前の街頭宣伝
  毎月、東京地方裁判所前で大坂さんの無実を訴える宣伝活動を行っています。

    とき  5月21日(金)  6月10日(木)

        それぞれ正午~13時までです



大坂さんを取り戻そう 東拘は健康守れ!医療を行え!

 6.13 東 京 拘 置 所 包 囲 デ モ 
  
    とき  6月13日(日)13時

    ばしょ 小菅万葉公園(東京都葛飾区小菅1-35-16)
      ※東武伊勢崎線「小菅」駅 徒歩3分、東京拘置所正門横

 4年にわたる未決勾留と対決して闘う大坂正明さんを激励し、大坂さんへの鼻
 の治療を拒否し続けている東京拘置所を弾劾する集会とデモを行います。小菅
 万葉公園を起点に東京拘置所を一周する予定です。私たちのカで大坂さんの命
 と健康を守り、奪還する闘いとして大きく取り組みましょう。       
ぜひご参加ください。

  次回 霞が関街頭宣伝
 2021年
4月15日(木)12時  
 霞が関裁判所前


大坂正明さんの鼻を手術させるために
東京拘置所への要望書をお寄せください
呼びかけ文 要望書用紙はこちらからダウンロードできます


2021.3.18-01
3月18日 東京霞ヶ関、裁判所前での街頭宣伝


2021.3.23yousei.02
 3月23日午後、大坂正明さん救援会は、東京東部星野さんを取り戻す会、杉並救援会、労組交流センターの仲間と共に、東京拘置所の面会・差入待合所に集合し、「団結差し入れ」を行いました。大坂さんが希望する品々をそれぞれが分担して差し入れました。さらに、三多摩の仲間が、大坂さんが足の冷え対策に靴下を5~6枚も重ねばきしていると聞いて、防寒用の靴下3足を差し入れました。
 「足の冷えは動脈硬化のおそれもあるから気をつけないといけない」「大坂さんは71歳。4年近い勾留は拷問だ。寒いだろうな。絶対に奪還するから是非とも健康でいてほしい」と、大坂さんへの思いをつのらせ、待合所での話はつきませんでした。

長期勾留・接見禁止を許さないと弾劾
 その後東拘正門へ移動し、守衛に「大坂さん救援会だ。申し入れに来た」と告げました。前回までは、庶務課長や代理の者が待機していて、すぐに出てきて対応したのに、今回はしばらく経っても出てきませんでした。「これは何か企んでいるな」と警戒していると、ようやく前回と同じ庶務課長補佐サカモト氏が登場しました。
 最初に小泉義秀事務局長が「申し入れ書」を読み上げました。無実の大坂さんを3年9カ月も長期に勾留し、接見禁止にしていることを弾劾し、大坂さんの解放と接見禁止解除を求めました。さらに鼻治療要望書を564通持ってきたことを伝え、大坂さんの鼻の治療を行うこと、健康を絶対に保障することを求めました。
 サカモト氏は、「もう少し離れて並んでください」などと偉そうに振舞ったり、読み上げ途中に「文書をみせてくれ」などと口をはさんできましたが、事務局長の毅然たる態度を前に、最後まで聞かざるを得ませんでした。申し入れ書を渡すと「じゃあこれで」と引き上げようとします。「まだ要望書を渡してない!」と一喝し、同時に皆が口々に、大坂さんの健康状態、でたらめな接見禁止攻撃、コロナ対策等々を追及しました。「自分は伝えるだけで判断する立場にない」と逃げをうつサカモト氏に対し、「だったら、責任ある者を出すべきだ」と詰め寄ると「離れてください。所長を呼べということですか」などと言い放ちました。
 「所長でも何でも責任取れる者だ」とさらに追及すると、サカモト氏は「必ず伝えます」と言わざるをえませんでした。
 大坂さんの命と健康を守るために、東拘への申し入れを繰り返し、熱烈に闘いとろう。

大坂さんの命を守れ!6・13東拘包囲デモへ
 6月13日に東京拘置所包囲デモを行います。無実の大坂さんが3年9カ月も勾留されているのは、絶対に許せない。その上東拘は、鼻ポリープの治療を放棄して大坂さんに苦痛を強いています。十分な運動を保障せず、狭い独房に閉じ込めて自由を奪い、厳寒・酷暑の中、非人間的処遇を強制しています。東拘は大坂さんの命を守れ! 医療を行え! 大坂さんを激励し、連帯し、奪還する東拘包囲デモを闘おう。
 東拘こそ、国家権力の暴力及び労働者民衆への管理・弾圧の象徴です。戦争・改憲攻撃下で治安弾圧はますます激化しています。労働者民衆の怒り束ね、6・13東拘包囲デモを闘おう。


 全港湾新潟支部
   
鼻の治療を行えと500筆の要望書

 2017年7月から、東京拘置所に勾留されている大坂正明さんは鼻にできたポリープのために鼻呼吸ができない状態が続いていて治療が必要です。大坂さん本人と支援者が鼻治療を要求しているのに拘置所が妨害していることは許されないと、この度、全港湾新潟支部から鼻治療の要望書が500筆近く届きました。昨年12月、東京拘置所と地裁へ向けた要望書の取り組みをお願いしたところ、快諾いただき、早速取り組んでいただいたものです。
 全港湾新潟支部は無実の星野文昭さんの仮釈放を審理する四国地方更生保護委員会に仮釈放の要望書を今回同様多数集めて、新聞意見広告にも支部委員長みずから名前を出して、労働組合的な力を発揮していただきました。残念ながら仮釈放は実現せず、2019年5月に星野文昭さんは東日本成人矯正医療センターのずさんな手術により死去されました。多くの人々や労組の渾身の努力を国家(徳島刑務所と矯正医療センター)が踏みにじったのであり、絶対に許すことはできません。
 徳島刑務所は星野さんの肝臓がんを知りながら、四国地方更生保護委員会と星野さん本人、連れ合いの星野暁子さんに肝臓がんの事実を意図的に隠ぺいし、仮釈放を不許可にしたのです。さらに肥大化した肝臓がんをずさんな手術によって、星野さんを死に追いやったのは矯正医療センターの責任です。無実の星野さんを死に至らしめた行為を徹底的に追及し、必ず責任を取らせなければなりません。遺された星野暁子さんと文昭さんのご兄弟による国家賠償請求訴訟は何としても勝利しなければと思います。
 この国賠訴訟にあたっても、同支部は東京地裁あての「公平で公正な審理を求める要望書」集めに力を発揮されました。
 全港湾新潟支部の一連の取り組みは共謀罪や安保戦争法の成立に反撃する重要な取り組みです。コロナによって、エッセンシャルワーカーと呼ばれる現場労働者への攻撃が強まっています。しかし、団結した力でこれをはね返す労組も現れ、大きな反響が起こっています。無実の大坂正明さんの鼻治療を実現させ、無罪判決を勝ち取ることは、星野国賠の勝利を引き寄せることであり、共謀罪やコロナ禍で闘う労組への大きな激励になると思います。大坂さんの早期奪還に向けてさらに頑張りたい。
                        国鉄闘争全国運動・新潟 阿部啓輔

2月18日、霞ヶ関地裁前街頭宣伝を行い、東京地方裁判所刑事第14部に申入を行い、大坂正明さんの鼻のポリープ切除手術等、適切な治療を求める要望書1、528通を提出しました。
2・18東京地裁要請行動を闘う
裁判所は勾留決定をやめろ
大坂さんの命と健康に責任とれ

20210218霞が関街宣01
長期の勾留決定続ける裁判所に抗議申し入れ
 2月18日、大坂正明さん救援会は、東京地方裁判所刑事第14部に対し要請行動に立ちました。 この日はそれに先立ち、正午から裁判所正門前で、恒例の街宣を行いました。マイクを握りビラをまき、「無実の大坂正明さんを3年8カ月も長期勾留し接見禁止にしている裁判所を許さない」「大坂さんは長期勾留で健康を害している。鼻ポリープ治療・手術を行え」と訴え、要望書への署名をお願いしました。
 裁判所前は、国家権力の不正、腐敗、人権侵害に怒る人たちであふれています。討論が各所で生まれ、署名も集まりました。

鼻の治療に責任もて接見禁止を解除せよ
 要請行動は午後2時から、小泉義秀事務局長を先頭に10人で行いました。対応したのは東京地裁刑事訟廷管理官の鈴木氏他1人の2人でした。入室までは大勢の警備職員が緊張した状態で私たちをとり囲んでいました。
 最初に小泉事務局長が「申入書」を読み上げました。
 第1に大坂さんの鼻ポリープの治療・手術を東京拘置所が一切拒否していることを断罪し、長期勾留は裁判所の決定によるのだから、被拘禁者の健康に責任をとるべきだ。東拘にステロイド点鼻薬の処方、手術を含めまともな医療を行わせること。
 第2に、横浜刑務所など刑事収容施設でコロナ感染が拡大している。感染者の隔離と治療、さらに感染防止のために十分な対策を行うこと。
 第3に、大坂さんの未決勾留と接見禁止は4年近くにもなる。50年も前の事件で証拠隠滅のおそれなど皆無だ。裁判所は違憲・違法な勾留と接見禁止を直ちに止めよと訴え、1528筆の要望書署名を提出しました。
 その後、参加者が次々と発言しました。星野暁子さんは「夫・星野文昭は、2019年5月30日、昭島市の東日本成人矯正医療センターで手術直後に亡くなりました。73歳でした。大坂さんと同じ沖縄闘争を闘い『殺人罪』をでっち上げられ、徳島刑務所に30年も拘禁されました。巨大な肝臓がんを放置され、医療センターへ移監され、手術をしましたが亡くなりました。殺されたと思っています。獄中者の命を軽んじることは許されません。大坂さんへの治療をすぐに行ってください」と熱烈に訴えました。
 さらに「奥深山幸男さんは公判手続停止から35年間も放置された。人の命や人権を蹂躙(じゅうりん)して恥じない裁判所の責任は重大だ。そのために、大坂さんは50年も前の沖縄闘争で起訴され裁判されようとしている。異常な事態だ。大坂さんへの逮捕・起訴は違法だ。すぐに釈放を」等と怒りの発言が相次ぎました。刑事訟廷管理官に、「担当裁判官に必ず伝えます」と約束させました。

全国で要望書集めよう3・23東拘申入行動へ
 救援会は、大坂さんが収容されている東京拘置所に対し鼻ポリープの治療と処遇改善を求め、これまで3回申し入れを行ってきました。しかし東拘は何一つ回答することなく、治療も行わずに放置し続けています。
 前回1月12日の第3回申し入れ行動の際には、「申入書」と「鼻治療要望署名」を受け取るや、私たちの申し入れを聞こうともしないで、直ちに門内の建物に逃げ込んでしまいました。この東京拘置所の不誠実で理不尽なやり方を許すことはできません。東京地裁への要請行動に引き続き、更なる東京拘置所への申し入れ行動にたちましょう。
 ステロイド点鼻薬治療を実現させよう。大坂さんの健康を守り、無罪・奪還へ突き進もう。
東京地裁刑事第14部への申し入れ書 PDFはこちらからダウンロードして下さい

2月7日全国労働組合交流センター第28回定期全国総会
星野文昭さんの国賠闘争に勝利し、
無実の大坂正明さんを取り戻そうと決議がされました。


  免訴・時効問題学習討論会
「奥深山闘争と大坂裁判」
 2月12日(金)亀戸文化センターで、山本志都弁護士を講師に迎え、免訴・時効問題学習討論会「奥深山闘争と大坂裁判」を参加者40名で行いました。
20210212

2月12日の第2回「大坂正明さんの救援会学習会」に参加して
   2021年2月17日 大坂正明さん救援会事務局長 小泉義秀

はじめに
 昨年11月28日に行われた船山泰範先生を講師とする第1回目の学習会を受けての、2回目の学習会である。コロナ禍の緊急事態宣言下の学習会であったが、大勢の人が参加してくれた。今回の講師は奥深山さんの弁護人でもあり、大坂正明さんの弁護人でもある山本志都弁護士が講師を引き受けてくれてた。山本弁護士は講演レジュメの他に奥深山さんが生まれてから、死去されるまでの「できごと」と「奥深山さんの病状」の表を時系列でまとめた資料と、3つの最高裁判決の資料をジュリスト別冊等からコピーして解説してくれた。
 更に当日『誇り持ち 生き抜いて 奥深山幸男―追悼―』(奥深山さん追悼集編集委員会)が販売されていた。この本の中に「裁判所の不作為を弾劾する」という山本志都弁護士の原稿と大坂正明さんの「免訴申立書」が資料として掲載されている。今回の学習会は毎月1回行われている大坂救援会の呼び掛け人会議で決まり、山本弁護士が講師を引き受けてくれたものであるが、奥深山さんの追悼集の中身は大坂救援会が議論してて求めてきた現段階の焦眉の課題を提起してくれている。この時期にこういう本が出版されたことに感謝したい。この本全体と、山本弁護士や他の弁護人、奥深山さんの主治医であった春日先生の文章を読んで、星野さん、奥深山さん、大坂さんの闘いがここで再び一体化した気がした。

公訴棄却の決定的判例―2016年最高裁判決
 前回の船山先生の学習会を受けて私は「『犯罪と刑罰』(ベッカリーア著 岩波文庫)の視点から『公判の不誠実な不行使と違法な起訴』(船山泰範)を読み解く」というレポートを書いた。その最後に「高田事件の次はこの判例を学びたい」と述べていた。山本弁護士が用意してくれた3つの最高裁判例の一つがこの判例である。この資料は「判例タイムズ1448号66頁」から引用されている。この事件は殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反被告事件であり、最高裁判所第1小法廷判決/平成27年(あ)第1 8 5 6号である。
 事件の概要は以下の通り。
【1 本件は、統合失調症に罹患していた被告人が、平成7年5月3日、愛知県内の神社の境内で、面識のない2名を文化包丁で刺殺したとして、殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反により起訴された事案である。
 第1審において、被告人が訴訟能力を欠くとして約1 7年間公判手続が停止されたという経緯があり、被告人に訴訟能力がないために公判手続が停止された後、その訴訟能力の回復の見込みがない場合、裁判所がいかなる措置を講ずるべきか、具体的には、そのような場合に第1審裁判所が公訴棄却の裁判をすることの可否が争点となった。
 2 第1審の名古屋地裁岡崎支部は、被告人に訴訟能力の回復の見込みがないと判断した上で、本件については、「公訴提起後に重要な訴訟条件を欠き、後発的に『公訴提起の手続がその規定に違反したため無効』になったもの」として刑訴法3 3 8条4号を準用して公訴棄却の判決をした。
これに対し、検察官が控訴し、第1審判決には不法に公訴を棄却した誤りがある旨主張した。控訴審の名古屋高裁は、被告人に訴訟能力の回復の見込みがないとした第1審判決の判断に誤りはないとしつつ、検察官が公訴を取り消さないのに裁判所が公判手続を打ち切ることは基本的に認められておらず、検察官が公訴を取り消さないことが明らかに不合理であると認められるような極限的な場合に限り裁判所による打切りが可能である旨判事した上で、本件はそのような場合にあたらないとし、第1審判決を破棄し、事件を第1審に差し戻す判決をした。】
 これに対して弁護人が上告し、最高裁は岡崎地裁判決は正当であるとして、名古屋高裁の判決を棄却した。刑訴法においてはこのような裁判が遅延した場合にどうするのかの規定がない。そのために検察側は検察官が公訴を取り消さないのに、裁判所が公判手続きを一切ることは認められていないという判断で、控訴したのであるが、最高裁は「裁判所は、検察官が公訴を取り消すかどうかに関わりなく、訴訟手続きを打ち切ることができる」という判断をしたということである。
最高裁判決が出た平成28年=2016年である。岡崎地裁判決が2014年。奥深山さんの免訴を勝ち取る決定的な判決が出てから二か月も立たないで奥深山さんが逝去され、その3か月後に大坂正明さんが逮捕されるという経緯をたどる。
 山本弁護士の奥深山さんの時系列「資料」には2017年2月20日に弁護人は申入書を提出している事実が記されている。35年7ケ月に及ぶ公判停止状態による公訴棄却の判決を求めたものである。その論拠として、高田事件と岡崎地裁判決を支持する最高裁判決を掲げている。裁判所は2017年3月8日、奥深山さんの死亡による公訴棄却決定を出した。しかし、1994年の12月13日の「公訴棄却ないし免訴」の申立てについての見解は示されなかった。1994年の12月13日に奥深山さんが「公訴棄却ないし免訴」となっていれば、大坂正明さんの公訴時効は成立している。この問題はまだ決着がついていないのであり、大坂さんの免訴を求める闘いの中で奥深山さんの「公訴棄却ないし免訴」と大坂さんの公訴時効、または免訴を勝ち取ることができる。その確信を深める学習会であった。

被告人の訴訟能力をめぐる最高裁判例
 山本弁護士が用意してくれた二つ目の最高裁判例が「最高裁平成7年2月28日第三小法廷決定」である。これは「別冊 Jurist No,203」「刑事訴訟法判例百選(第9版)」のコピーであり、龍谷大学教授の福島至さんが解説している。
 事件の概要は以下の通り。
「被告人は、事務所荒らしおよび車上狙いの窃盗11件行ったとして、 1980年に起訴された(1984年追起訴の1件も含む)。控訴審判決の認定したところによると、被告人は耳が聞こえず、言葉も話せない。手話も会得していないし、董思の疎通を図ろうと試みてきたが、単純な会話はともかくとして、抽象的および仮定的な事項など複雑な内容を伝達することは不可能である。通訳人の通訳を介して思の疎通を図ろうと試みてきたが、単純な会話はともかくとして、抽象的および仮定的な事項など複雑な内容を伝達することは不可能である。通訳人の通訳を介しても、黙秘権を告知することは不可能であり、また、法廷で行われている各訴訟行為の内容を正確に伝達することも困難で、被告人自身、現在置かれている立場を理解しているかどうかも疑問である、とされた。
 一審裁判所は、被告人に国選弁護人のほか特別弁護人を選任し、また手話通訳者2名も選任して、 7年近く審理を行った。その結果刑訴法338条4号に基づき、『公訴提起の手続自体が不適法であった場合に準じ、公訴棄却をするのが相当である』とした。その理由は、『本件のような極限的事例においては、被告人に対する訴追の維持ないし追行は救い難い影響を受けているというほかはない。それはまた同時に、刑訴法が公訴の適法要件として本来当然に要求する訴追の正当な利益が失われているということである」とされた(岡山地判昭和62・11・12刑集49巻2号506頁参照)。
 これに対し控訴審判決は、被告人は訴訟能力があると認めるには極めて疑問が大きいとした上で、『訴訟能力を欠く被告人については、手続の公正を確保するため、刑事訴訟法314条1項を準用して公判手続を停止すべきであると考えられる』と述べた。そうして、一審判決を破棄し、『本件の公判手続を停止すべきかどうかについては、原裁判所において、医師又はこれに代わる心理学などの専門家の意見を聴くなとして(刑事訴訟法314条4項参照)、更に審理を尽くすのか相当である』として、差戻しの判決を言い渡した(広島高裁岡山支判平成3・9・13前掲刑集517頁参照)。 弁護人は、被告人の迅速な裁判を受ける権利等を保障した憲法37条1項に反するなどとして上告した。」
 最高裁は控訴審判決が正当として弁護人の上告を棄却する。この判決で重要なのが、訴訟能力のないことを理由に公判手続が停止された後の措置についての千種秀夫裁判官の補足意見である。
 「裁判所は、訴訟の主宰者として、被告人の訴訟能力の回復状況について、定期的に検察官に報告を求めるなとして、これを把握しておくべきである。そして、その後も訴訟能力が回復されないとき、裁判所としては、検察官の公訴取消しがない限りは公判手続を停止した状態を続けなければならないものではなく、被告人の状態等によっては、手続を最終的に打ち切ることができるものと考えられる。ただ、訴訟能力の回復可能性の判断は、時間をかけた経過観察が必要であるから、手続の最終的打切りについては、事柄の性質上も特に慎重を期すべきである」。
 福島至教授はこの判決の意義について三点に渡り述べている。その第三の意義の部分がとりわけ重要と思う。
 「検察官が公訴取消しをしないとする態度を貫くと、被告人は終生公判手続が停止したままになりかねない。そもそも公判手続停止制度は、被告人の公正な裁判を受ける権利を保障することに由来するとされているが、かかる事態は公正な裁判とは言えなくなる。こうした場合には、裁判所による手続の打切りを認めることが妥当である。」
 裁判の停止だけではなく、手続きの打ち切りを鮮明にした意見であることが重要であり、この千種秀夫裁判官の補足意見が前述の岡崎地裁判決を支持した最高裁判決につながるのである。この事件は1997年から公判手続きが停止されたが、99年8月に被告人の癌が発見され、9月に公訴取り消しによる公訴棄却となったが、12月に被告は死亡してしまう。
 第一の判例も、この判例も奥深山さんと深く重なり合う事案であり、高田事件判例と合わせると、奥深山さんの公訴棄却又は免訴が速やかに為されなければならなかったのであり、そうなっていれば大坂さんの時効は完成していたということである。

 高田事件―迅速な裁判の判例
 この資料も「別冊 Jurist No,203」からのもので田中開・法政大学教授の解説である。この判決は前回の私のレポートで詳細に触れたので要点のみ。
 この事件は1952年に名古屋市内の高田巡査派出所襲撃を含む一連の集団暴行事件であるが、1954年3月4日の公判を最後に、その後15年余も全く審理が行われずに経過した裁判について、名古屋地裁が迅速な裁判を保障した憲法37条1項に違反するとして、「公訴時効が完成した場合に準じ、刑事訴訟法第337条第4号により被告人らをいずれも免訴する」との判決を下した裁判判例である。

 3つの最高裁判決は大坂さんの免訴申立の正当性をあらわしている
 山本弁護士の講演と『誇り持ち 生き抜いて 奥深山幸男―追悼―』(奥深山さん追悼集編集委員会)の48~52頁の山本弁護士の記述と大坂さんの「免訴申立書」を学習することで大坂さんの免訴申立についての確信を持つことができた。
「大坂さんについて公訴時効を完成させないために、奥深山さんへの裁判にあえて決着をつけない。奥深山さんを店ざらし状態にしたまま公訴権を確保する、これは裁判所という権力の組織ぐるみの不作為といわざるをえない。」(同51頁)という山本弁護士の記述を共有したい。
 船山泰範先生の論文・「公判の不誠実な不行使と違法な起訴」の中で裁判所の「単なる怠慢とか失念のようなことではなく」大坂さんの公訴時効を完成させないために「裁判所と検察庁という権力の組織ぐるみの不作為にほかならない」(同17頁)というその内容について迫ることができた。船山先生は事件から半世紀近くも経過して裁判が開始されるその異常さを、公訴時効と権力の関係から多くの人に知ってもらいたいという立場からこの論文を書かれた。この間の2回の大坂救援会主催の学習会は先ずは大坂救援会の呼び掛け人が船山先生の論文と大坂弁護団の「免訴申立書」をわがものにできるかどうかということである。私自身、まだ入り口にいるようなレベルであるが、今後、第3回目の学習会を企画して、深めていきたいと思う。

  次回 霞が関街頭宣伝
 2021年 2月18日(木)12時  
    霞が関裁判所前
終了後 東京地裁申し入れ行動
 
午後1時30分 東京地裁1階ロビー集合

大坂正明さんの鼻を手術させるために
東京拘置所への要望書をお寄せください
呼びかけ文 要望書用紙はこちらからダウンロードできます


 獄中からの手紙(1月17日付)
            ~申し入れ行動と年賀状に感謝~
救援会のみなさんのたたかいに
外とのつながりを強く感じます

 差入れに胸が熱くなりました
 200221
 1月12日、救援会が予定通り申し入れを行ってくれました。13日に現金、切手、多くの食品が届いたので判りました。コロナ感染者が急増しているので、私は延期した方がよいと考えていたのですが、救援会の皆さんが実行してくれたのです。差入れが届いた時、「来てくれたのか」と胸が熱くなりました。感染の危険を冒しての行動は本当にありがたく、適切な感謝の言葉が思いつきませんが、心から感謝している気持ちが伝わればいいなと思っています。
 ただ今後は皆さんの安全を第一にして下さい。心配することがお互いのストレスにもなりますので。
 救援会の差入れとともに、140通もの年賀状も届きました(※注)。
これにも感謝です。外とのつながりを強く感じます。年賀状では多くの方が私の鼻の病気を心配してくれていますので、現状を説明しておきたいと思います。
 要望書の力で鼻の治療を実現したい
 昨年初め頃から両方の鼻がポリープでつまってしまいましたが、拘置所では診察はしても治療をしてくれません。ほとんど効かない抗アレルギー剤を出すだけなのです。そこで手術の要望を出したのですが、拒絶されました。  昨年夏に喘息が悪化した時、呼吸器の医師がステロイドの飲み薬を処方してくれたのですが、これが咳だけでなく、鼻にも効いて、片方の鼻が通るようになって今日に至っています。ステロイドの飲み薬は副作用が強いので、何度も使えませんが、点鼻薬なら使えます。外の耳鼻科の医師も最初はステロイドの点鼻薬でポリープを小さくするのだと言っているのです。
 そのように拘置所に要望していますが、これも拒絶されてしまいました。それで救援会がくりかえし申し入れをしてくれているのが現状です。まだ回答がないのでさらに要望を続けるしかありません。

 来年の年賀状は私から送りたい
 年賀状で印象的だったのは、闘争現場の組写真や景色の写真です。
① 二和病院労組やコンビニ関連ユニオン、仙台での星野絵画展などの写真は臨場感が湧いてきます。カラー写真だということもいいのです。
② 市東さん宅の前の畑の写真。何の変哲もない収穫後の畑なのですが、守らなければならない市東さんの畑かと思うと胸に迫るものがあります。
③ 前進社の屋上から写した夕景。手前に荒川が流れ、それに架かる小松川橋、そして中央にスカイツリー、背後には山並みが見えます。山は群馬県のものでしょうか。こうした屋上の風景を東西南北の全体にわたって見たいものです。それを入れてもらえるとうれしいです。このような写真はけっこう癒やされます。
④ 山の斜面に広がる桜と電車の写真。吉野の山でしょうか。そうだとすると電車は近鉄ということになりますが、電車には興味のない私には判りません。それにしてもすごい桜です。こういう花の景色は大好きです。このような写真はぜひ場所や花の名を書き入れてほしいです。
⑤ 双子の姉妹でドリカム記念館を訪れた写真。これを送ってくれた方は、ドリカムの吉田ミワ(有名人なので敬称略)は私の出身高校の後輩にあたることをご存じでしょうか。ともに帯広柏葉(はくよう)高校出身なのです。
 ちなみに中島みゆきは私の2年後輩になるようです。どちらにも面識はなく、たんに同じ高校を卒業したというだけなので、何の自慢にもならないのですが、どうも自慢げになってしまうネタなのです。もっとも彼女たちからすると、私は迷惑な存在なのでしょうが。
 来年の年賀状は、出獄をかちとって私から皆さんに送りたいと思っています。

(※注)大坂正明さん宛に送られた皆様からの年賀状は、すべて東京地裁刑事第14部へ接見禁止解除を申し立て、許可をかちとりました。皆さんの思いを直接大坂さんに届けることができました。
2021年3月23日(火)
午後2時半 東京拘置所内待合室
東京拘置所に第4回目の申入と差入れを行います。
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  次回 霞が関街頭宣伝
 2021年
2月18日(木)12時  
 霞が関裁判所前

大坂正明さんの鼻を手術させるために
東京拘置所への要望書をお寄せください
呼びかけ文 要望書用紙はこちらからダウンロードできます


第3回 東京拘置所への差入れ、申入れ行動
 090-toko-03
1月12日、大坂さん救援会は東京東部星野さんを取り戻す会、杉並救援会等と連帯して、東京拘置所に差入れと「大坂さんに鼻の治療を行え」との申入を行いました。

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